彼の自慢はほどほどに
恋愛でののろけ話は女性の方がよく口にする。
それも友人の前ではとくにのろけているようだ。
自分の彼がいかにもやさしい人物であるとか、考え方のしっかりしたところなど、聞いてもいないものをどんどん話しかける。
その表情も言うことのないぐらいしあわせだ。と、言わんばかりにである。
現状この上ない喜びに女性は充実感溢れる笑みを零している。
結構なことではないか。
そのままのろけが続くことを祈りたいものだ。
そもそも女性の方が感情的になり易いように思う。
ちょっとしたことで悩んでみたり、ささいなことに腹を立てたりする。
だから男性にとってはたまったものではないだろう。
しかし、セフレ募集サイトをしているのである。
女性に一言でも言って嫌われることを最も恐れているにほかならない。
そう言った面では男性は可哀そうであり、弱い動物と言えるだろう。
だが、女性が彼を褒めることが少しでもあることから、女性の気持ちは高ぶるのである。
その思いがまるで自分事のように自慢したくなる。
胸に持ち続けることができなくなって、すらすらと口に出してしまう。
それが悪いことではないからできるだけののろけ話を聞かせることだ。
ただし、自分もそうなら彼をもっている女性なら負けじと話してくることだろう。
こうなると真実半分嘘半分が話に作り上げられる。
つまり、彼の自慢話大会と言った雰囲気に変わる。
あんまり真実めいて話しておくと、カップル同士が何かの切っ掛けで合うようになったら、話のなかでお互いの彼ができもしないことなどできるものとして、取り上げられる羽目になる。
そのとき彼はできないなりにまずい仕草でもすれば、恥をかくのは彼なのである。
恥をかいた彼とは後に喧嘩になることは間違いないと思う。
「口は災いの元」と言うが言葉に秘めた内容は、そんなに簡単なものではない。
恋愛のトラブルはこうしたことも一理あるように思う。
だから大事なことは、どんなに自慢したいことがあっても、一言ぐらいに済ませておきたい。
残りはトラブルにならないように彼自身に向けて話してやるようにしたいものだ。